国民年金とは

国民年金とは、日本に住む(住所を有する)20歳以上60歳未満の人が加入する保険の事です。定年などで働けなくなる老後の生活資金のため、というところは勿論、怪我や病気などで障害者になってしまった場合や、本人が亡くなってしまった場合にも支給されます。

現在の法律では、20歳の誕生日を迎える月から、誰もが強制的に加入となり支払いの必要が出てきます。また、保険料として支払う金額は16,900円×0.975(改定率)=16,490円(月額)です。月々ですので安くはない金額ですよね。年々保険料の見直し・値上げが行われてきましたが、2017年以降は上記金額で固定される事になっています。

払う必要はない?国民年金

最近は負担料の大きさから、払いたくないという人や、特に非正規雇用の若年者層は払う必要がないと聴く事も増えてきました。どうしてその様な事が言われるのでしょうか。

高齢化社会が進んでいく事により年金の財源が少なくなっていきます。そうなった場合、支払った金額よりも将来返ってくる金額の方が減ってしまうのでは無いか?という問題があるためです。

正規雇用の場合に加入する厚生年金に比べ、国民年金は個人の負担額と受給金額の差が小さく、現在の受給金額は年間約80万円です。更に、前述の通り国民年金の支払い額は固定され、支給額で調整して資金繰りをしていく制度を取っているため、今後支給金額は減額されていきます。

もっとも、いくら長生きしても支払い金額以上の受給は見込めない、などという状況は当面考えられません。なぜなら日本の年金制度は保険料徴収もありますが各種税金による補填も行なっており、一切メリットが無い年金制度になってしまう事は防ごうとするためです。しかし、何歳まで生きられれば負担金額<受給金額となるか、というラインは今後も上がっていく事が予想されています。