国民年金基金とは

自営業者や非正規雇用の人は、国民年金に加入します。しかし国民年金で保障される老齢年金は、現在月額約65,000円です。一方、一般企業に勤めて加入する厚生年金はというと、男性の平均月額は約165,000円となります。老後、労働から収入を得るのは難しい事です。それまでどの様な働き方をし、どの様な年金制度に加入していたかによって生活水準が大きく異なってくるという事が問題になっています。

簡単に言ってしまえば、この様な老後の格差を埋めるために、国民年金の他に加入できる年金制度が国民年金基金です。

国民年金だけでは不安な方、もう少し生活にゆとりを持ちたいという方には加入を勧められる制度です。国民年金とは違い、月々の支払い金額と将来の受取金額を選択できる事や、所得控除の対象となるため減税されるなどのメリットもあります。

加入できる条件

・日本に居住している事
・20歳以上60歳未満である事
・自営業者とその家族、または自由業(フリーター)、学生のいずれかである事
・国民年金の保険料免除・減免を受けていない事

などが加入の条件となります。また上記の条件のいずれかから外れてしまった場合は、その時点で国民年金基金の加入資格は無くなります。

掛け金、受給金額

加入時の年齢、性別、給付型によっても異なりますが、一例として35歳までの男性が、15年間の受け取り保障付きプランに加入した場合の掛け金の最低金額、受給金額がどうなるか見てみましょう。

掛け金 19,065円
掛け金総額 5,814,825円(25年5ヶ月)
受給金額 年額367,200円
15年保障総額 5,508,000円

となりました。80歳までで確定で上記の金額が受け取れ、81歳までには掛け金を受給金額が上回っていく計算です。

今回、15年保障付きで最低金額の掛け金で算出してみましたが、上限の68,000円を超えない限りは、自身のライフプランに合わせて増額する事も出来ます。

加入を検討している方は、以下のサイトでシミュレーションできます。

年金額シミュレーション:国民年金基金|掛金・年金額を調べる