NP後払いの手数料は支払い方法で節約可能

NP後払いを利用する際は、支払い方法によって手数料が異なります。また、2024年7月からは延滞時の手数料制度も導入されました。そこで本記事では、NP後払いにかかる各種手数料の詳細と、賢い利用方法についてご紹介します。

NP後払いでかかる手数料

NP後払いは、多様な支払い方法に対応しています。利用者の利便性を考慮し、ほとんどの支払い方法で手数料が発生しないように設計されています。

手数料が無料となる支払い方法

コンビニエンスストア、LINE Pay、ドラッグストア、郵便局での支払いは、すべて手数料が無料です。これらの支払い方法を利用すれば、商品代金以外の追加費用を気にする必要がありません。

銀行振込を利用する場合の手数料

銀行振込を利用する場合は、各銀行所定の振込手数料が発生します。手数料の金額は金融機関によって異なるため、具体的な金額については利用する銀行に確認する必要があります。

おすすめの支払い方法

コスト面を考慮すると、コンビニエンスストアやLINE Payでの支払いがもっともお得です。24時間営業のコンビニエンスストアであれば、仕事帰りでも気軽に支払いができます。NP後払いに対応しているコンビニは以下の通りです。

  • ローソン
  • セブンイレブン
  • ミニストップ
  • ファミリーマート
  • セイコーマート
  • ポプラ
  • デイリーヤマザキ

NP後払いで発生する延滞手数料

2024年7月1日より、NP後払いでは支払い期限を過ぎた場合の延滞事務手数料の徴収を始めました。延滞事務手数料の概要は以下の通りです。

  • 1回あたりの手数料:297円(税込)
  • 最大加算回数:3回まで

延滞手数料を避けるためには、支払い期限を守るのが重要です。NP後払いの利用時には、以下の点に注意しましょう。

  • 請求書に記載された支払い期限を確認する
  • 支払い忘れを防ぐためのリマインダーの設定
  • 期限に余裕を持った支払い計画を立てる

3回の延滞手数料が加算されると891円(税込)の追加負担となってしまいます。不要なトラブルを防ぐためにも、期限内の支払いを心がけましょう。

なお、支払い予定日を連絡した場合でも、延滞手数料は自動的に加算されるため、支払いの免除や停止などの措置はありません。

支払い期限を過ぎた場合、延滞手数料の発生だけでなく、サービスの利用に制限がかかる可能性があります。さらに、長期の未払いが続く場合は、弁護士事務所への債権回収委託といった法的措置が取られる場合があります。