Canvaの無料版と有料版の違いとは?機能や料金プランを解説

Canvaの導入を考えているけれども無料版と有料版では何が違うんだろう?と疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。今回はCanvaの無料版と有料版の機能の違いや料金プランについて解説したいと思います。

Canvaの無料版と有料版の違いを比較

Canvaは無料版と、有料版のプレミアム機能を個人で利用するCanvaプロ、何人かでチームを組んで利用するCanvaチームス、企業で利用する場合のCanvaエンタープライズの4つのプランがあります。幼稚園〜高校生までの学生か教師など教育機関と非営利団体は無料でプレミアム機能を利用できます。今回は1番身近な無料版とCanvaプロについて比較したいと思います。

基本的な機能やサービスの違い

Canvaの無料版とCanvaプロとの基本的な違いは以下の通りになります。

項目 無料版 Canvaプロ
金額 無料 年払い11800円
写真やグラフィック、フォント、動画、オーディオの素材数 300万点以上 1.3億点以上
テンプレート数 200万点以上 450万点以上
印刷用デザインをCMYKとしてエクスポート できない できる
デザインをテンプレートとして保存 できない できる
デザインの中にサウンドエフェクト追加 できない できる
クラウドストレージ 5GB 1TB
サポートチケットとライブチャット なし

出典:Canvaの料金プラン

無料版でも十分な量の素材やテンプレート数が揃っていますが、Canvaプロになると膨大な量の素材やテンプレートを利用できるようになります。また、Canvaプロは商用利用もできるよう印刷所へ入稿する際のCMYKに対応しています。他にも、無料版にはチャットボットのサポートなのに対しCanvaプロにはサポートサービスが付いているのも特徴の1つです。

AIを利用する時のサービスの違い

Canvaの無料版とCanvaプロとのAIを利用する時の違いは以下の通りになります。

項目 無料版 Canvaプロ
ドリームラボを利用したAI画像の生成 毎月20回の使用 毎月500回の使用
マジックデザインで画像の作成(英語のみ) 合計10回まで 常時利用可能
マジック作文でテキスト生成 合計50回まで 毎月500回使用可能
マジック生成を利用したテキスト入力でのイラストや画像の生成 価格は利用回数に応じて変動 毎月最大500回までの使用が可能
マジック生成を利用したテキスト入力での動画作成 合計5回まで 毎月50回使用可能
マジックリサイズを用いた形式、言語、デザインの寸法の変換 サービスなし 常時有
マジック消しゴムを用いた画像から不要な部分を除去 サービスなし 常時有
写真および動画の背景除去 サービスなし 常時有

出典:Canvaの料金プラン

無料版では利用制限されている機能や利用できない機能があるのに対して、Canvaプロだと全ての機能で利用ができるようになります。制限回数があっても無料版の10倍は利用できるので実質上限を考えることはしなくてもよさそうです。