Google Oneを解約したら写真やデータはどうなるの?

Google Oneを解約したいけれども解約した後はどうなるんだろう?という疑問を持つ方は多いのではないでしょうか?今回はGoogle Oneを解約した場合どうなるのか、データの保存期間やデータ消失を防ぐための対策を解説したいと思います。

Google Oneを解約するとどうなる?

Google Oneを解約すると、以降のGoogle Oneの支払いがまず停止されます。プランを契約していた本人と、容量を共有していたメンバーはGoogleのアプリやウェブサイトからプランに契約している時に使えたメンバー特典やサポートが利用できなくなります。他、特典として利用できた有料サブスクリプションは利用できなくなります。

また、追加の保存容量を利用できなくなりますが、元々与えられている無料の容量の15GBは引き続き利用できます。使用容量が解約時点で15GBを超えていた場合は以下の制限が適用されるようになります。

項目 内容
Gmail メールの送受信が停止され、自分宛に送信されたメールは送信者に返送されるようになる
Googleドライブ 新しいファイルの同期やアップロードが不可能に。また、パソコン上のGoogleドライブフォルダとマイドライブの同期が停止。Googleドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboardで新しいファイル作成ができなくなり、空き容量を増やさない限りファイルの編集やコピーができなくなる
Googleフォト 写真や動画がバックアップできなくなる

出典:Google One メンバーシップを解約する – パソコン – Google One ヘルプ

これらのサービスが使えなくなるタイミングは解約してすぐではなく、契約していた請求期間の終了時までは利用することができます。当然ながら、期間が終了すれば使えなくなりますので計画的に解約するタイミングを見計らいましょう。

解約した後のデータはどうなるの?

Googleでは、利用可能な容量を超えた状態の例として、2年以上容量を超えた状態が継続している場合について詳細が記されています。

出典:Google One 容量超過時の対応

“空き容量を増やすか利用可能な容量を超えない状態に戻さなければ、Gmail、Googleフォト、Googleドライブに格納されているファイルから全てのコンテンツが削除されることがあります。”

この記載があることから、データは2年程保持される可能性があります。また、コンテンツを削除する際には必ずGoogleサービス内での通知及びメールで3か月以上前に連絡が入るようになっているため、それまでに必要な写真や動画、ファイルは手元に残るようにダウンロードしておきましょう。

但し、これはあくまでも目安でしかありません。容量を超えて色々な制限をされたアカウントを使うよりも、無料の保存容量である15GB以内に使用容量を抑えてからGoogle Oneを解約するのが無難でしょう。