Braveブラウザの危険性とは?安全性や注意点について解説!
近年注目の無料Webブラウザである「Brave(ブレイブ)ブラウザ」には、プライバシー保護や高速性の点などで多くのメリットがあります。しかし無料で利用できるだけに、「安全なの?危険性はない?」と気になる方もいるのではないでしょうか。本記事では、Braveブラウザに関して考えられる安全性や危険性について解説します。
Braveに信頼性があると考えられるポイント
ここでは、Braveブラウザが信頼できると考えられるポイントとして以下の3点を紹介します。
月間アクティブユーザー数が6,500万人を突破
Braveでは、月間アクティブユーザー数が6,500万人を突破しています。もちろん、「ユーザー数=信頼性」とまでは言い切れません。しかし、多くのユーザーが利用していることは一定の信頼性がある裏付けになっていると考えられるでしょう。
出典:Brave公式ページ
開発コードが公開されている
Braveが一定程度まで信頼性があると考えられる理由としては、開発コードが公開されている点も挙げられます。ソースコードはいつでも誰でも簡単に閲覧可能です。もし危険性があるコードが入り込んでいれば、どこかでチェックされ問題になっていると考えるのが自然でしょう。ここまで指摘がないということは、安全性に関して一定程度は検証されていると考えられます。
セキュリティ機能が充実している
セキュリティ機能が充実している点も、Braveの安全性を示すポイントの1つです。Braveでは、以下のようなセキュリティ対策が施されています。
- 暗号化通信
- 広告やCookieなどのブロック
- 危険性のあるソフトウェアや拡張機能のブロック
Braveブラウザの危険性について
ここではBraveブラウザの危険性について、気になるポイントを以下の3点に整理して解説します。
情報漏えいに関する脆弱性
Braveブラウザは、2021年にJVN(Japan Vulnerability Notes)の調査において情報漏えいに対する脆弱性の指摘を受けています。Braveは定期的にプライバシー保護やセキュリティに関するアップデートを行っていますが、「100%安全」と言いきってしまうのは危険でしょう。
仮想通貨の不安定さ
Braveの利用にあたっては、仮想通貨の不安定さに関する理解も必要です。Braveでは、ユーザーに対して独自トークンである「BAT」の配布を行っています。大手仮想通貨取引所であるコインチェックが取扱いしていることから、BATそのものが危険な通貨であるとまでは言えないでしょう。しかし仮想通貨自体は価値が不安定になりやすいことから、投資目的で利用する場合は十分な情報収集と注意が必要です。