Braveのセキュリティやプライバシーに関する機能を解説!
webブラウザサービスの「Brave(ブレイブ)」は、セキュリティ性能やプライバシー保護に関して高い評価を受けている注目のサービスです。そこで今回は、Braveのセキュリティやプライバシーに関する機能について解説します。
Braveのセキュリティ機能
ここでは、Braveに備わっているセキュリティ機能として「Brave Shields」と「Brave Search」の2つを紹介します。
Brave Shieldsによるブロック
Brave Shieldsは、Braveブラウザに標準機能として備わっているブロック機能です。Braveブラウザを利用してアクセスするすべてのWebページにおいて、以下のようにトラッキングからの追跡防止を行います。
- トラッカー
- クロスサイト
- Cookie
- フィッシング
- フィンガープリンティング など
Brave Shieldsは標準搭載されている保護機能であることから特別な設定が必要なく、Braveをダウンロードすればすぐに機能してくれます。Braveブラウザを使用している間にブロックしたものは、アドレスバーにあるBraveのアイコンをクリックするだけですべて確認できます。
また、Shieldsの機能は標準でオンになっていますが、ブラウザを切り替えることなく簡単にオフにすることも可能です。
プライバシー保護を大切にしているBrave Search
Brave Searchは、個人情報やプライバシーの保護を重視して構築された検索システムです。Braveブラウザにて検索したクエリや個人情報、そしてクリックなどは、追跡されることがありません。ユーザーの個人情報を収集することがないため、データの共有や販売、漏えいなどが発生しない仕組みになっています。
また、Brave SearchはBraveが独自に作り上げた検索機能であることから、他サービスによる検閲を受けるような心配もありません。Brave Searchをデフォルトの検索エンジンに設定する、もしくはこちらのURLからアクセスするだけで、後はブラウザのアドレスバーで検索するだけで利用可能です。
Braveにおけるユーザーデータ管理方法
Braveでは、ユーザーデータをいつでも簡単に削除可能です。基本的なデータ削除方法は、以下の通りです。
- 「設定」をクリックする
- 「プライバシーとセキュリティ」をクリックする
- 「閲覧データの消去」をクリックする
- 消去したいデータのチェックボックスをクリックする
- 「データを消去」をクリックする
上記の手順によって削除できる主なデータは、以下の通りです。
- キャッシュ
- サイトデータ
- パスワード
- 自動補完データ
- ダウンロード履歴
- 閲覧履歴